飛行機・オーバーブッキングランキング
日本の航空会社のオーバーブッキングをランキングにしました。オーバーブッキングとは、「予約過剰」といって、座席数以上の予約を受けてしまうことです。詳細は、「オーバーブッキングとは」をご覧ください。
日本では、オーバーブッキングは、「フレックストラベラー制度」として航空会社に認められています。以下では、フレックストラベラー制度の統計をランキングしました。
飛行機のオーバーブッキング(2020年度第4四半期)
国土交通省のデータでは、「不足座席数=搭乗手続きに来た予約客の数-提供座席数」として計上します。不足座席が生じた場合、航空会社は搭乗を辞退してくれる「ボランティア」(自主協力旅客)を募ります。それにより、当初予定していた便への搭乗をとりやめた旅客を除いた数が「搭乗できなかった旅客」です。
下記ランキングでは、全輸送人員に対する不足座席数の割合を「不足座席発生率」、全輸送人員に対する搭乗できなかった旅客の割合を「搭乗不能発生率」として表示しています。
オーバーブッキングは、代替交通の豊富な幹線で発生しやすく、代替交通の確保が困難な地方路線や離島路線では抑制されています。したがって、幹線便数の多い大手航空会社のほうが、オーバーブッキングは起きやすいです。
順位 | 航空会社名 | 不足座席 発生率 (1万人あたり) |
搭乗不能 発生率 (1万人あたり) |
---|---|---|---|
1位 | フジドリームエアラインズ | 0.00 | 0.00 |
1位 | 琉球エアコミューター | 0.00 | 0.00 |
1位 | 日本エアコミューター | 0.00 | 0.00 |
1位 | エアドゥ | 0.00 | 0.00 |
1位 | スターフライヤー | 0.00 | 0.00 |
1位 | ソラシドエア | 0.00 | 0.00 |
7位 | スカイマーク | 0.01 | 0.00 |
8位 | 日本航空 | 0.01 | 0.01 |
9位 | 日本トランスオーシャン航空 | 0.28 | 0.00 |
10位 | 全日本空輸 | 0.34 | 0.07 |
※運航データは国土交通省「 フレックストラベラー制度に関する情報 」(2020年度第4四半期、国内線)。「不足座席発生率」は「全輸送人員に対する 不足座席数の割合」。「搭乗不能発生率」は「全輸送人員に対する搭乗 できなかった旅客の割合」を示す。