飛行機の予約を変更するには?
航空券は変更できるチケットと変更できないチケットがあります。普通運賃(片道運賃、往復割引運賃、小児運賃、フレックスなど)は変更できるチケットです。「先得」「バリュー」などの割引運賃で変更可能なチケットはあまりありません。
このページでは、どんなチケットが変更可能かを説明し、変更方法などについてわかりやすくご案内します。
変更できるチケット、できないチケット
航空券には、大きく分けて「予約変更できるチケット」「予約変更できないチケット」の2種類があります。
予約変更できるチケットは、さらに「搭乗日・時間が変更できる」「区間が変更できる」「搭乗者名が変更できる」などと、チケットによって変更可能な内容が違います。また、「無料で変更できる」「有料で変更できる」といった変更手数料の違いもあります。
そして、どんな航空券でも、変更可能な期間は限られています。
このように、「変更できるチケット、できないチケット」といってもいろいろな意味があります。
普通運賃タイプは搭乗便の変更可
航空券の基本となる運賃は普通運賃(片道運賃、フレックス)です。普通運賃に準ずる基本的な運賃としては、往復割引運賃、小児運賃があります。
そのほか、株主優待運賃、身体障がい者運賃、介護割引運賃も、変更のルールは普通運賃に準じます。
こうした「普通運賃タイプ」は、「搭乗日・時間の変更」はほぼ自由に、無料で可能です。しかし、「区間」「搭乗者名」の変更はできません。変更ができない場合でも、数百円の払戻手数料を支払えば予約を取り消すことができ、新しく予約を取り直すことで変更できます。
事前割引運賃は変更不可
「バリュー」「スーパーバリュー」「先得」「いま得」などといった事前割引型運賃は、基本的には予約変更はできません。予約した便にしか乗れないチケットです。
ただし、一部には、手数料を払えば変更できるチケットもあります。たとえば、スカイマークの「たす得」は、同種運賃の同区間なら変更が可能です。
LCCは運賃次第で変更可能
格安航空会社LCCの一番安いチケットは変更不可が原則です。払い戻しも一切できないとお考えください。ただ、チケットの購入時に少しの割増料金を払えば「日付変更可」にすることも可能です。
たとえば、ジェットスターの「ちゃっかりプラス」は、1000円程度の追加料金で、日付や時刻の変更が可能になります。そのほかにも、手数料を払えば変更可能になるチケットもあります。
LCCは払い戻しができない運賃が多いので、日程がどうなるかわからない旅は、「変更可能」な運賃を選んでおいた方がいいでしょう。
変更はネットか電話で
予約変更はインターネットか電話で行います。普通運賃で搭乗便を変更するだけなら、ネットで行えばいいでしょう。各ホームページの「予約確認」などのページから自分の予約記録を確認し、違う便への変更が可能です。
複雑な変更を行う場合は、予約センターに電話したほうがいいでしょう。複雑でなくても、変更に関しては電話で行ったほうが早いです。
ただし、LCCでは電話による取扱いは手数料がかかります。ネットでの変更のほうが安くすみます。