飛行機の機内でどう過ごす?
飛行機の機内では、どう過ごしたらいいのでしょうか。座席に座っていれば時間は過ぎていきますが、せっかくだから楽しみたいですよね。最近の飛行機では、エンターテインメントも豊富になっていますし、窓の外の景色も素晴らしかったりします。
このページでは、飛行機の搭乗から降機までの流れを説明しながら、機内での過ごし方についてご案内していきます。
荷物は収納棚か座席の下に
飛行機に乗ったら、荷物を頭上の「収納棚」か「座席の下」に置きます。離着陸時にハンドバックなどを抱えて座っていることはできません。空いている座席に荷物を置いておくこともできません。離着陸時の衝撃でどこかに飛んでいってしまうことがあるからです。
座席に座ったら常にシートベルトを
座席に座ったらシートベルトを締めます。シートベルトは常に締めておくことが原則です。上空に達して水平飛行に移るとシートベルトサインが消えますが、それでも座っているときはシートベルトを常に締めておくべきです。
ごくまれにですが、飛行機はエアポケットに入り大きく揺れることがあり、シートベルトを着けていないと身体が飛ばされて大けがをすることがあります(実際に事故は起きています)。
スマホ・ケータイは機内モードに
飛行機に乗った場合、スマホやケータイは電波が送受信ができない状態にしておかなければなりません。スマホ・ケータイには「機内モード」が装備されていますので、飛行機に乗ったら機内モードにしましょう。
飛行機のドアが開いている間は普通モードでも構いませんが、ドアが閉まったら、機内モードにするか、電源をオフにしなければなりません。ケータイ、スマホ以外でも、電波を発するゲーム類も同じです。
飛行機を降りるときは、飛行機が滑走路に着陸したら、電波を使った送受信が可能です。
トイレに行けるタイミングは短い
飛行機では、旅客が立って歩けるのはシートベルト着用サインが消えているときだけです。したがって、トイレに行くのもシートベルト着用サインが消えているときだけで、水平飛行中に限られます。離着陸時のトイレ使用はできません。
そのため、離陸後水平飛行に移った直後と、着陸前はトイレが混雑します。トイレを利用する際は、なるべくこのタイミングを外しましょう。
機内サービスはどんなのがあるの?
国内線のエコノミークラスの機内サービスは、大手航空会社の場合で、無料のソフトドリンクサービスと、毛布の貸し出しがあります。ファーストクラスやプレミアムクラスでは、機内食のサービスがあります。
LCCでは、ソフトドリンクも有料で、毛布の貸し出しもありません。機内サービスの詳細については、「飛行機の機内サービス国内線まとめ」もご覧ください。
国際線では、大手航空会社ならエコノミークラスでも機内食が出されますし、ドリンクも無料です。機内映画もあります。ビジネスクラスやファーストクラスでは、豪華な食事も提供されます。
LCCの場合は、国際線でもサービスは限られます。機内食は有料で、映画なども見られない場合がほとんどです。機内で退屈にならないように、本やゲーム機などを持参するといいでしょう。