飛行機のチケット(航空券)を買ったときに、領収書をもらうことは可能です。領収書のもらい方は、航空会社や、そのチケットをどこで買ったかによって異なります。ここでは、飛行機の領収書のもらい方や、もらい忘れた場合の再発行の方法をご案内しましょう。
電子領収書が基本に
日本国内線の飛行機の領収書は、電子領収書が基本です。電子領収書は、利用した航空会社のウェブサイトで取得できます。
電子領収書はインボイスに対応しています。
電子領収書が利用できない場合、空港カウンターで発行してくれます。また、一部の航空会社では、空港の自動チェックイン機でも発行しています。
空港カウンターは、出発地や到着地で発行依頼をするのがわかりやすいですが、その航空会社のカウンターなら、全国どこでも発行は可能です。
JALの領収書
JALの飛行機の領収書は、JALのウェブサイトで電子領収書を発行します。紙の領収書を希望する場合や、電子領収書を利用できない場合は、JALの空港カウンターでも発行します。
ANAの領収書
ANAの飛行機の領収書は、ANAのウェブサイトやアプリで電子領収書を発行します。紙の領収書を希望する場合や、電子領収書を利用できない場合は、ANAの空港カウンターでも発行しています。
ANAは自動チェックイン機でも紙の領収書を発行していますが、2026年5月19日以降の搭乗分から、自動チェックイン機での発行を終了します。
スカイマークの領収書
スカイマークの飛行機の領収書は、スカイマークウェブサイトの「領収書Web表示サービス」で発行しています。紙の領収書を希望する場合は、スカイマークの空港カウンターでも発行しています。
その他の航空会社の領収書
エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーなどの電子領収書もウェブサイトで発行しています。空港カウンターでも発行できます。
電子領収書をダウンロードできる期間
電子領収書をダウンロードできる期間は、航空会社によって異なりますが、おおむね1年程度です。
コンビニエンスストアで購入した場合
航空券の支払いをコンビニエンスストアで行った場合は、コンビニでもらった「受領書」が領収書がわりになります。
ただ、コンビニの受領書は、インボイスの適格請求書等保存方式に対応した領収書ではありません。適格領収書を希望する場合は、電子領収書を利用しましょう。
旅行会社で購入した場合
旅行会社で航空券を購入した場合やツアー参加の場合は、領収書はその旅行会社が発行します。そのため、航空会社が領収書を発行しない場合があります。航空券の種類により扱いが異なります。
基本的には、旅行会社で支払ったのなら、旅行会社で領収書をもらいましょう。
飛行機の機内でもらえる?
飛行機の機内では領収書は発行していません。キャビンアテンドさんに「領収書を出して下さい」とお願いしても、その場では発行できません。
その場合は、飛行機を降りた後、到着地の空港カウンターで発行を依頼しましょう。
領収書をもらい忘れたら?
搭乗当日に、領収書をもらい忘れたとしても、電子領収書は約1年間発行可能なので、後日パソコンで出力が可能です。
航空会社のカウンターに行っても、同様に、過去1年以内なら発行してくれます。