最近の飛行機は、機内でWi-Fi(無線LAN)が使えるようになってきました。空の旅でもネットができるのです。ただ、Wi-Fiに対応しているのは大手航空会社に限られますし、実行速度は遅く、動画などは見られないこともあります。また、国際線では有料の場合もあります。
JALの機内Wi-Fi
JALのWi-Fiサービスは、国内線では無料、国際線はビジネス、ファーストクラスは無料、エコノミー、プレミアムエコノミーは有料(1時間のみ無料)です。
主要機種ではすべて機内Wi-Fiが使用できます。一部の小型機(エンブラエル170、DHC-8-400、ATR72)では使用できません。国内線空席照会時に表示されるWi-Fi対象機材マークをご確認ください。
JALが採用しているのは、Panasonic Avionicsが提供している衛星通信システムで、一部機材ではIntelsat社の「マルチオービット」と採用しています。
ANAの機内Wi-Fi
ANAは国内線・国際線とも、全クラスでWi-Fiを無料で提供しています。
ほぼ全ての機種で機内Wi-Fiを使用できますが、DHC8-400(プロペラ機)では使用できません。
ANAが採用しているのはPanasonic Avionics社、Inmarsat社、Visasat社で、機材により異なります。
その他の航空会社の機内Wi-Fi
スカイマークはWi-Fiサービスはありません。AIRDO、ソラシドエアは、Wi-Fiで機内エンターテインメントを楽しめますが、インターネットにつなぐことはできません。
スターフライヤーは、最新鋭機のA320neo型機でのみ、フリーWi-Fiを使用できます。インマルサット社のサービスです。
LCCのピーチは、航空機内にある機器同士のBluetooth接続やWi-Fi接続は使用可能ですが、インターネット接続はできません。LCCのジェットスターでもWi-Fiは使えません。