飛行機でコンセントやUSB電源があって、充電できる座席はあるのでしょうか。結論を書いてしまうと、新しい機材では、タイプの座席でコンセントまたはUSBの「シート電源」が付いていることが多いです。古い機材ではついていないこともあります。
普通席でも電源はある
国内線の飛行機の多くの機材では、普通席でもシート電源を備えています。しかし、全部ではありません。普通席にシート電源が普及しはじめたのは2018年ごろからなので、それ以前に製造された機材にはついていないことが多いです。
JALとANAは、新しい機材が多いので、主要路線ではシート電源を備えた座席が多いです。
その他の航空会社では、スターフライヤーが全機材の全席でコンセントが装備されていて、スカイマークも初期機材を除くと全席コンセントが設置されています。
JAL国内線で電源のある座席
ファーストクラス
エアバスA350型機、ボーイング787型機には全席USB電源があります。ボーイング767型機では、一部機材にUSB電源があります。その他の座席はコンセントはありませんが、モバイルバッテリーを無料で貸与してくれます。
クラスJ
エアバスA350型機、ボーイング787、737型機は全席にUSB電源があります。ボーイング767型機では、一部機材にUSB電源があります。エンブラエル190型機は、全席にコンセントがあります。
エコノミークラス
エアバスA350型機、ボーイング787、737型機は全席にUSB電源があります。ボーイング767型機では、一部機材にUSB電源があります。エンブラエル190型機は、2席に1つずつコンセントがあります。
JAL国際線で電源のある座席
ビジネスクラス
ほぼ全機種でコンセントまたはUSB電源があります。ボーイング767型機の一部では電源がない場合があります。
プレミアムエコノミークラス
「JAL SKY PREMIUM」シート導入機材はコンセントまたはUSB電源があります。それ以外の機材でも、一部機材で電源が利用できます。
エコノミークラス
「JALSKY WIDER」シート導入機材はコンセントまたはUSB電源があります。一部はシート間の共用電源です。それ以外の機材でも、一部機材で電源が利用できます。
ANA国内線で電源のある座席
プレミアムクラス
ボーイング787、777、737型機、エアバスA321型機では、コンセントとUSB電源、またはそのどちらかが設置されています。
エコノミークラス
ボーイング787、777、737型機、エアバスA321型機では、コンセントとUSB電源、またはそのどちらかが設置されています。
ANA国際線で電源のある座席
ビジネスクラス
すべての座席に、コンセントとUSB電源、またはそのどちらかが設置されています。
プレミアムエコノミークラス
ほとんどの機材のシートにコンセントやUSB電源が設置されています。
エコノミークラス
ほとんどの機材のシートにコンセントやUSB電源が設置されています。
スカイマークで電源のある座席
スカイマークでは、ほぼ全ての機材に普通席のシート下にコンセントがあります。一部の古い機材では、コンセントのないシートも残っています。
スターフライヤーで電源のある座席
スターフライヤーは、全ての座席にコンセントを装備しています。初期の1号機から4号機までを除いた機材には、さらにUSB電源も装備しています。スターフライヤーの機材は全体で10機程度です。
その他の航空会社で電源のある座席
ジェットスター(国際線)の各座席にはUSB電源があります。ピーチはA321が型機エアドゥは2019年3月に投入したボーイング767型機以降の機材にシート電源(USB)があります。737型機にはついていません。
ソラシドエアではボーイング737-800型機にシート電源(USB)があります。
どうやって調べたらいい?
自分の搭乗予定の便にシート電源が付いているかは、各航空会社のウェブサイトで、以下の手順で調べられます。
・搭乗予定の便の機材を調べる(予約前の検索結果に表示されます。予約後は、予約詳細の画面に表示されます)。
・機材やサービスの詳細ページを見る。
いずれの会社でも、2018年ごろ以降に導入された新造機には、シート電源を装備していることが多いです。