飛行機の子供料金

飛行機には子供料金があります。正確には「小児運賃」といいます。航空会社によりますが、2歳または3歳から11歳が「小児」で、運賃は約25~50%割引です。1歳または2歳以下は「幼児」となり、運賃は無料というのが原則です。詳しくご案内していきましょう。

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飛行機の子供料金は何歳から?

航空会社では、「大人」と「小児」「幼児」を以下のように区分している場合が多いです。

大人……12歳以上=大人運賃
小児……3歳~11歳=小児運賃
幼児……8日~2歳=無料

多くの航空会社で、国内線は、2歳までが無料、11歳までが小児運賃です。会社によっては、1歳までが無料で、2歳から小児運賃となっている場合もあります。また、国際線は、どの航空会社も1歳までが無料で、2歳から小児運賃がかかります。

いずれにしろ、JRと違い、「小学生だったら12歳でも子供運賃」ということはありません。すべて年齢で判断されます。

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割引率は航空会社により異なる

小児運賃の割引率は、航空会社により異なります。国内線の場合、以下の通りです。

JAL/ANA/スカイマーク…大人運賃(割引運賃含む)の25%割引

エアドゥ/ソラシドエア/スターフライヤー…大人普通運賃の50%割引

ピーチ/ジェットスター/スプリングジャパン…割引なし

エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーの割引率が高いように見えますが、大人普通運賃の50%割引です。JAL、ANA、スカイマークは、大人割引運賃から25%割引なので、どちらが安いかは、ケースバイケースです。

LCC3社は、小児割引はありません。したがって、子連れでLCCを利用すると、割高になることがあります。

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未就学児も子供料金が必要

JRでは小学校入学前の幼児(未就学児)は無料ですが、飛行機は違います。飛行機では未就学児でも子供料金が必要です。これは間違いやすいポイントなので注意してください。ただし、2歳(会社によっては1歳)以下は無料です。

小児を膝の上に乗せて利用することもできません。小児2人を1つの座席で利用することもできません。子供には子供の座席が1つ必要です。ですから、小学校入学前の子供をお連れの場合、新幹線が使えるならそのほうが安いことが多いです。

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無料の幼児は大人1人につき1人まで

幼児(2歳または1歳以下)については、大人1人につき幼児1人が膝の上に座ることができます。この場合は、幼児は無料です。

大人1人につき、幼児は2人まで同伴できます。うち1人は膝の上に座れますが、もう1人は小児運賃などを支払って座席の確保が必要です。親が2人いれば、幼児は2人無料になります。

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2歳以下でも座席予約は可能

2歳児でも座席予約することはできます。フライト時間が長い場合は座席を取ったほうがラクでしょう。

1歳児でも座席予約は可能ですが、インターネット予約しようとしても購入できないことがあります。1歳以下の子供が座席利用をしたい場合は、電話予約センターで予約すれば座席を確保できます。

飛行機の機内にはベビーベッドも用意されています。10kgまでの赤ちゃんなら利用できます。予約の際に電話で伝えておけばいいでしょう。ただし、帰省ラッシュの時期などは、希望者が多く利用できないこともあります。

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