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航空券の基本的なルールを教えて!

飛行機のチケット(航空券)のしくみは簡単です。予約した区間の予約した便にのみ搭乗できる、というのが原則です。シンプルに1区間を移動するだけなら、航空券の細かい仕組みについて考えることはないでしょう。

しかし、たとえば予約を変更しようと思ったり、払い戻したりしようとすると、しくみについて知らないと不利になることもあります。いい席を予約しようと思ったら予約開始日を知っておいたほうがいいでしょう。

ここでは、飛行機のチケットのしくみをわかりやすく解説します。

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予約が原則だが「オープン」もあり

航空券はA地点からB地点までを移動するためのチケットです。国内線の場合、航空券は予約が入っている場合に発行されるのが一般的です。航空券には搭乗予定便の予約が記されていて、当該搭乗予定便に限り有効です。

ただし、予約がされていないチケットも存在します。これを「オープンチケット」といいます。国内線においてはオープンチケットは例外的な存在です。

航空券の予約開始日は?

国内線の航空券予約の開始日時は、原則として搭乗日2ヶ月前の午前9時30分です。ただし、一部の割引運賃はこれより早く販売されることもあります(ANAの「旅割75」など)。ただし、スカイマークは3ヶ月前、格安航空会社LCCでは、もっと前に予約を受け付ける場合もあります。

価格は時期により変わる

飛行機の普通運賃は時期により変わります。おおむね「通常期」と「ピーク期(繁忙期)」に分かれます。当然、ピーク期のほうが高くなっています。普通運賃はベースとなる価格ですので、普通運賃が高ければ割引運賃も高くなります。

価格による違い

同じ飛行機の同じ普通席でも、価格はさまざまです。割引運賃の安い座席は、販売数が限られています。したがって、普通運賃では座席がある便でも、割引運賃では販売されていない、ということもあります。

また、座席指定に関しても、普通運賃なら座席指定ができるのに、割引運賃ではできない場合もあります。とくに、パッケージツアーで飛行機に乗る場合は、かなり安い運賃で乗っていますので、座席指定ができないことも多いです。

とはいえ、同じ普通席ならば、シートの作りや機内サービスは値段にかかわらず同じです。いくらで乗ろうが、乗ってしまえば同じ、というわけです。

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航空券の購入期限は?

航空券は予約した後、一定期日までに購入しなければなりません。航空会社にもよりますが、だいたい予約当日〜4日以内程度が期限です。期日までに購入しない場合、予約は取り消されます。

航空券の有効期間は?

予約済みの航空券は予約している便にのみ有効です。ただし、「予約変更可能」のチケットの場合、予約便の出発時刻前までに変更の手続きをすれば、予約後の便に乗ることもできます。この場合も、最初に予約日(支払日)から90日以内の便に限られるのが一般的です。

オープンチケットの場合は、原則として発行日から90日間有効です。

払戻期間は?

予約済みの飛行機が出発してしまってから、乗り遅れて払い戻す場合、多くの場合、出発後10日以内が払戻期間です。

他の航空会社にも乗れる?

JALやANAなどの主要航空会社では、普通運賃(片道運賃)や往復割引運賃のチケットを他社便に変更することが可能です。この場合、変更先は連帯運送契約を締結している航空会社に限られます。

日本国内で連帯運送契約を締結している会社は以下の通りです。下記会社間で普通運賃、往復運賃などのチケットは、他社変更が相互間で可能です。

・連帯運送契約を締結している航空会社
ANA、JALグループ、JTA、RAC、IBEX、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジ

こうした連帯運送契約を締結してない航空会社間では、普通運賃であっても他社便に変更することはできません(特別な場合の振替輸送を除く)。