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飛行機のプレミアムクラスとは?

「プレミアムクラス」とは、ANAが設定している国内線最高級クラスです。ちなみにJALの最高級クラスは「JAL国内線ファーストクラス」です。ANAのプレミアムクラスとJALのファーストクラスが「同水準のクラス」です。

ANAプレミアムクラスは、国内線の運賃にプラス6500円程度で利用できます。全国各地の路線に設定されています。JAL国内線ファーストクラスよりも利用できる路線は多く、価格も手ごろになっています。

ここでは、ANAの国内線プレミアムクラスについて、わかりやすく解説します。

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ANA国内線プレミアムクラスのシート

ANAプレミアムクラスはボーイング777-200型機や787型機など、ANAの主要な機種に設置されています。座席数やシートピッチは機材によって異なります。多くの機種ではシートピッチが127センチです。

787型機だけはシートピッチが144pあります。これは、787は国際線のビジネスクラス用の座席を国内線のプレミアムクラスに使用しているためです。そのため、787型機のプレミアムクラスは、他機種に比べて人気が高くなっています。

席数は機材により異なりますが、777-200型機、777-300型機の場合は21席、787型機のは12席などとなっています。

多くの機材でUSB電源やパーソナルライトを装備しています。一部の座席では、コンソールで隣席と仕切られており、1席ずつプライベートな空間になっています。リクライニング角度は機材により異なりますが、標準的な777-200型機のシートでは130度程度です。レッグレスト、フットレストも装備しています。

ANA国内線プレミアムクラスの食事・飲み物

ANA国内線プレミアムクラスでは、機内食が出ます。内容は時間帯によって異なります。10時台までの出発便が朝食、11時〜13時までの出発便が昼食、16時台までの出発便が軽食、17時以降の出発便が夕食です。いずれも御膳スタイルの「お弁当」で、味は上品ですが、暖かくはありません。暖かいものとしては味噌汁が提供されます。

全体としてそれほどボリュームはありませんので、若い人の食事としては足らないでしょう。ドリンクはスパークリングワイン、ワイン、日本酒、ソフトドリンクなどがあり、アルコールも無料です。

ANA国内線プレミアムクラスの空港サービス

ANA国内線プレミアムクラスを利用する場合は、主要空港で専用のチェックインカウンターを利用できます。これを「プレミアムチェックインサービス」といいます。また、羽田・伊丹・札幌・福岡の4空港では、専用の保安検査場を利用できます。

空港ラウンジとしては、「ANAラウンジ」を利用できます。「ANAスイートラウンジ」は利用できません。機内への搭乗も優先されます。また、受託手荷物は40kgまで無料、到着後は最優先で荷物が出てきます。

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ANA国内線プレミアムクラスの割引運賃

ANA国内線プレミアムクラスには、「プレミアム特割」「プレミアム旅割28」「プレミアム株主優待割引」という割引運賃があります。割引運賃を上手に使えば、普通運賃より安い価格でプレミアムクラスに乗ることができます。

とくに、繁忙期には「プレミアム株主優待割引」は、割引率が高い上に、席数制限なく購入できるので貴重です。プレミアム株主優待を使った場合の実勢価格(株主優待券を金券ショップで買った場合の価格)は、普通席の割引運賃を下回ることもしばしばです。

ANA国内線プレミアムクラスの利用価値

ANA国内線プレミアムクラスは、6500円を足せばゆったりしたシートに座れるということで、JAL国内線ファーストクラスに比べてもお手頃です。さらに、割引運賃も充実しており、地方路線でも設定がありますので、使い勝手のいい高級座席といえるでしょう。特に、搭乗時間の長い羽田〜沖縄線などでは利用価値が高く、人気も高いようです。

また、40kgまで荷物が無料というのも見逃せません。荷物が多い人にとっては、6500円で大量の荷物を運ぶことができるのはメリットでしょう。

食事に関しては6500円で元が取れるようなものではありませんが、空弁と比べると1500円程度の価値はありそうです。

株主優待割引を使えば混雑期でも手頃な価格で利用できますし、コストパフォーマンスは高いといえます。ビジネス客のみならず、一般の観光客でも手が届きやすい志向級シートといえるでしょう。

食事やサービスに関しては、JAL国内線ファーストクラスに一歩劣る印象です。それでも、ゆったり旅をするには十分なクオリティはあるといえます。